さつまいもの芽を出さない方法!長期保存する7つの秘訣
さつまいもを買ってからそのまま置いといたら、芽が出てきてしまいました。
ジャガイモと違って さつまいもの芽には毒がないので食べられますし、芽が出たとしても特に問題ありません。
このさつまいもは炊飯器で焼き芋のようにして食べて、芽もそのまま食べたんですが、ちょっと苦味がある程度で問題なかったです。
芽が出ても大丈夫ではあるんですが、そのまま置いといても良いのか?というとそんなこともなく、芽に栄養が奪われますので さつまいもの味が落ちていきます。
なので、芽が出てきたらすぐに食べてしまったほうが良いです。
ちなみにこのさつまいもはまだ甘くて美味しかったですし、これぐらいの芽であればそこまで味は落ちないようです。これ以上 芽が出るとおそらく味が落ちていくと思うので、すぐに食べてしまったほうが良いです。
さつまいもをいっぱいもらったり安くていっぱい買ったりして、食べきれない…というときもあると思います。
そういうときに さつまいもの芽を出さないようにする保存方法をご紹介します。
すぐに食べきれないときは参考にしてもらえればと思います。
さつまいもの芽が出る条件
さつまいも も生きているので、芽が出てくること自体は普通なんですが、芽が出る条件が3つあります。
- 温度
- 湿度
- 傷
暖かくなってくると芽が出てきますし、さつまいもの状態が良いと芽が出やすいです。かといって、さつまいもを悪くしたら腐ってしまうので、さつまいもの状態を悪くして芽を出さなくするのはやらないほうが良いです。
温度
さつまいもの芽が出る温度は20度~30度です。
ちょうど冬から春にかわって暖かくなってくるときに芽が出やすいです。冬から春になるときに芽吹く植物が多いですが、さつまいもも例外ではなく春にかわるときに芽が出てきます。
湿度
さつまいもは水に弱いので、湿度が高いとさつまいもは芽が出にくくなります。
芽を出さないようにするには湿度を高くしたり濡らしたりするのもありますが、さつまいも自体が腐りやすくなってしまうので、おすすめできません。
傷
さつまいもに傷があると さつまいも自体が弱って芽が出にくくなります。
なので、予め切っておくと芽は出にくくなりますが、さつまいもが弱って腐りやすくなるので、早めに食べたほうが良いです。
さつまいもの芽を出さない7つの秘訣
さつまいもの状態が悪ければ芽が出なくはなるんですが、それだと腐ってしまうので芽が出るより良くないです。
さつまいもの状態を良いまま芽を出しにくくするための7つの方法をご紹介します。
できるだけ長くさつまいもを保存する際はこれらを意識して保存してみてください。
- 涼しい場所で管理する
- 湿度の低い場所に置く
- 風通しの良い場所に置く
- 暗いところに置く
- 1個1個分ける
- 傷つけないように注意する
- 定期的にチェックする
涼しい場所で管理する
さつまいもは熱に弱いので、暑いと腐りやすくなってしまいます。また、温かくなってくると芽が出る原因にもなりますので、比較的涼しい場所で管理したほうが良いです。
かといって、寒さにも弱くて5度以下だと品質が劣化してしまいます。なので、夏の暑いときは野菜室に入れるのがおすすめです。
湿度の低い場所に置く
さつまいもは水に弱く湿気の高い場所を嫌います。湿気が高くてジメジメしたりしていると さつまいもが腐ってしまうので、湿度の高いところも避けるようにしましょう。
風通しの良い場所に置く
風通しの良い場所で保管することで、温度が高くなるのと湿気がこもるのを防げます。
温度が高くなるとさつまいもの成長が進んで芽が出やすくなりますし、湿気がこもるとさつまいもが腐ってしまいます。芽を出しにくくしながら、さつまいもを良い状態にするために風通しの良い場所で保管することはかなり重要です。
暗いところに置く
さつまいもは光に弱いので、直射日光の当たる場所に置くと表面が焼けて腐ってしまいます。そのため、暗いところに置いて直射日光が当たるのを避けましょう。
そうすることで、できるだけ長く保存することができるようになります。
1個1個分ける
さつまいもが複数個入っている袋を買ってきて、そのまま置いておくと中で蒸れてしまい腐る原因になってしまいます。
なので、袋から出して1個1個バラバラにして保存します。そうすることで、さつまいもの間に風が通るようになり、蒸れにくくなります。
傷つけないように注意する
傷がつくと そこから腐ったりカビが繁殖したりしてしまいます。なので、傷がないことをチェックした上で、動かないように固定して傷つかないようにしてください。
もし傷が見つかった場合は、すぐさま蒸したり焼いたりして食べてしまうことをおすすめします。
定期的にチェックする
どれだけしっかりした状態で保存したとしても、芽が出るときは芽が出てしまいますし、腐るときは腐ってしまいます。さつまいも も生き物なのでこればっかりは仕方ありません。
なので、定期的にチェックして さつまいもの状態が大丈夫かどうか確認してください。
さつまいもの芽を出さない3つの保存方法
以上の7つの秘訣を踏まえた保存をしていれば、基本的に長期保存ができますし さつまいもの芽も出てきにくいです。
その具体的な保存方法を3つご紹介します。さつまいもを長く保存する際に参考にしてもらえればと思います。
新聞紙にくるむ
さつまいもは新聞紙にくるんで保存するっていうのを聞いたことがある人もいると思いますが、これが有効的です。
新聞紙にくるむことで、湿気を吸ってくれて さつまいもを乾かしてくれます。また日光からもさつまいもを守ってくれるので、さつまいもの表面が焼けてしまうのも防いでくれます。
このときも全部まとめて新聞紙にくるむのではなく、1個1個わけて新聞紙にくるむようにしてください。
秋から冬にかけての涼しいときは常温で良いんですが、春からだんだん暖かくなってくると常温だと芽が出てきます。芽を出さないようにするには新聞紙にくるんださつまいもをビニール袋に入れて野菜室に入れましょう。そうすることで、冷気を遮断されて寒さからさつまいもを守ることができます。
ジップロックに入れ冷凍
さつまいもは寒さに弱いので常温保存が基本ですが、春から夏にかけて暑くなってくると常温だと芽が出てきてしまいます。
そこで冷凍保存する方法もあります。冷凍する場合は一度洗ってキッチンペーパーでしっかり水気を拭き取って、ジップロックに入れて空気を抜いて閉めます。そして、冷凍庫に入れればOKです。
さつまいもが大きくてジップロックに入らない場合は切っても大丈夫です。使いやすい大きさに切って水にさらってアクを抜きます。
そしてキッチンペーパーでしっかり水気を拭き取り、ジップロックに入れて空気をできるだけ抜いて閉めて、冷凍庫へ。
加工する
芽を出さないようにするには焼いたり蒸したりして、加工してしまうのが一番です。そして、できるだけ早く食べるようにしましょう。
面倒な場合はまとめて炊飯器に入れてスイッチを入れるだけでも簡単に焼き芋っぽくなります。
美味しい焼き芋が作れるので、ぜひ試してみてください。
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