パウンドケーキがなかなか焼けない…中が焼けないときの簡単な対処法

2024年2月21日

パウンドケーキに限らずなんですが、オーブンで焼くものってなかなか焼けないことが多いですよね。どうしても型に流さないといけないので、型が火を入るのを邪魔してしまって、中まで火が通りにくいんですよね。

温度を高くしたり長く焼いたりすると今度は表面が焦げてしまったり…

オーブンで焼くのって難しいなと思いながら、オーブンじゃないと作れないのは仕方なくオーブンで焼いているんですが、何度もやっているうちにようやくコツがつかめてきました。

なかなか焼けないときは ぜひ試してみてください。

どれぐらい焼けていないのか？

まずは状態を知ることが大事で、焼け具合を確かめる必要があります。

• 中がどろどろで全く焼けていないのか？
• ある程度焼けていて型から外れるのか？

主にこのどちらかになると思います。

表面も中もドロドロという場合は再加熱したほうが良いです。温度と焼く時間を見直して、もう一回焼いてみて様子を見てください。

表面は焼けているけど、中はドロドロという場合は焼き時間よりも生地が固まらない可能性も考えられます。

つまり小麦粉か卵が足りなくて焼いても固まらないという状態です。その場合は小麦粉か卵を混ぜて再び焼き直してみてください。

型から外れる場合

型から外れるぐらいには焼けているけど、生地が若干湿っていて生っぽい状態は型が邪魔をして、中まで火が入っていません。

写真だと分かりにくいと思いますが、表面は焼けているものの下のほうは若干湿っていて生っぽい感じがあります。

こういう場合は型を外してしまって、もう一回焼いてみましょう。

ここまで形ができていれば、そのまま天板の上に乗せられますし、型がなければ中まで火が通りやすくなります。

より中を焼くために

もっと中を焼きやすくするための方法が２つあります。

• 裏返す
• 切る

裏返して裏側を上にしてオーブンに入れることによって、オーブンの火が直接当たるので火が通りやすくなります。

型を取ったとはいえ、天板がありますし下側は直接火が当たりません。

上なら直接当たるので、底が焼けない問題も解決します。

もう１つは切ってしまう方法です。

パウンドケーキは切って食べることになると思いますし、先に切ってしまって これでオーブンに入れます。

そうすることで、中に直接火が当たることになるので中もしっかり焼けてくれます。

切って焼き直したパウンドケーキがコレです。

上も焦げ目はついていなかったので裏返さずにそのまま入れて焼いたんですが、表面に焦げ目がついて中もしっかり焼けてくれました。

ここまで切るのがイヤな場合は半分でも良いと思います。

半分にするだけでも中に火が通りやすくなるので、中までしっかり焼けてくれると思います。

予熱する

ボクはいつもしていませんし、焼けていなければ追加で焼けばいいやとしか思っていないので、あんまり気にしないんですが一回でちゃんと焼きたいという場合は予熱をするのがおすすめです。

予熱機能がない場合は規定の温度（目安は１７０度～１８０度）で１０分ぐらい先に焼いてオーブンの中を温めておきます。

オーブン内がしっかり温まっていると実際に焼くときに火がつきません。

焼いているときに火がついていたり消えていたりするのを見たことがあると思いますが、温度が設定温度になっている場合は消えるようになっています。

もちろん、実際に消えているわけではないので、温度が低くなってきたら設定温度になるまでつきます。

予熱をすることで、必要以上に火がつかなくなるので、表面が焦げることがなくなります。

それでいてオーブン内も温まっているので、中までしっかり火が入るので、生焼けになりにくくなります。

生地を混ぜているときにオーブンをつけておくことで予熱ができますので、ちゃんと焼きたい場合は先にオーブンをつけて温めてからパウンドケーキを焼いてみてください。