夏みかんを甘くする減酸・追熟する方法がまさかのやり方だった・・・
夏みかんが売られていたので、食べてみたんですが、酸っぱくて食べられませんでした。
砂糖漬けにしたり大福にしたりしても、全然甘くならなくて、これじゃ食べられないなと。
それでも、1個はなんとか食べ切ったんですが、2個セットなので、もう1個残っているんですよね・・・
もしかしたら、もっと砂糖漬けにすれば、甘くなったりするのかもしれませんが、いつまで漬けていればいいのか分かりませんし、減酸したり追熟したりすれば甘くなるというのを聞いて、ちょっとそれを試してみたいなと思っています。
砂糖で甘くするのもいいんですが、できればミカンの甘味を引き出したいんですよね。せっかく夏みかんを食べるんですし、そのものの甘さを味わいたいじゃないですか。
その上で、もっと甘くするために砂糖やはちみつに漬ければ、ミカンの甘さに加えて砂糖で甘くなるので、より甘くなると思うんですよね。
砂糖の量も少なくて済むようになりますし、まずは果実自体の甘さを引き出したいです。
それに、甘くする方法を知っておけば、次に酸っぱいミカンに当たっても、甘くできますからね。
ということで、夏みかんを甘くするための減酸や追熟の方法をやっていきます。
夏みかんを追熟する方法
普通に置いておくだけでも酸が抜けて甘くなるみたいですが、より早く追熟するにはリンゴと一緒に置いておくのが良いとか。
和歌山県有田のミカンなどの柑橘類で有名な伊藤農園が言っているから間違いないでしょう。
リンゴは呼吸の際に「エチレンガス」を出し、 他の食品の熟成を早めるそうです。ただ保存するのではなくリンゴと一緒に保存することで、『みかん』が追熟し、酸味が抑えられ甘みが強く感じられるようになります。出典 酸っぱい『みかん』を甘くするには? | 伊藤農園のみかんな図鑑
エチレンガスとは
エチレンガスは植物ホルモンで、これによって成長・熟成していきます。青いバナナを置いておくとだんだん黄色くなって、黒くなっていくのがこのエチレンガスのおかげであり、エチレンガスのせいです。
青いバナナが黄色く食べ頃にしてくれるんですが、そのままだと熟成して悪くなっていってしまいます。
なので、バナナもエチレンガスを出すんですが、りんごのほうがよりエチレンガスを出すようです。
まぁ、りんごを切るとすぐに色が変わっていきますからね。あれがエチレンガスのせいだと考えれば、かなりの量が出ていますよね。
このエチレンガスはそのエチレンガスを出す果物だけでなく、周りのものにも影響を与えるため、一緒に入れておくことで、成長させて熟成させてくれるというわけですね。
ただ、当然ずっと一緒にしておいたら、腐っていってしまうので、食べ頃を見極める必要があります。
りんごと夏みかんを一緒にしてみた
ということで、りんごと夏みかんを袋に一緒に入れてみました。
さぁこれで本当に甘くなるのかどうかですね。
理屈は分かりましたが、本当かどうかはやってみないと分からないですからね。本当に甘くなってくれたら嬉しいですが、かなり酸っぱかったので、心配ではあります。
あと問題なのがいつまで置いておけばいいのか?ってことですね。甘くなったかどうかをどう判断すればいいのか?が分からないんですよね。柔らかくなったらとかでいいんでしょうか。
ミカンは皮が柔らかいと甘くなるイメージがあるので、柔らかくなるまで置いておきたいと思います。
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