オーブンでクッキー焼くのに予熱は必要?予熱なしと違いを比較
オーブンで焼いてスイーツを作る際に必ずと言っても良いほど出てくるのが「予熱」。
先に熱を入れてオーブンの中をその温度にしてから、生地を入れて焼くということなんですが、本当に予熱が必要なのかどうかは疑問に思うところじゃないでしょうか。
特にクッキーは小さいですし、予熱をしてもしなくても同じなんじゃないかと思って、予熱をしないで焼くのと予熱をして焼くのと両方とも作ってみて、比べてみたいと思います。
クッキーの材料
- 中力粉:45g
- 卵黄:1個
- マーガリン:10g
- 砂糖:大さじ1
- レモン汁:小さじ1
薄力粉がないので、中力粉で作ります。中力粉でも作れるのは以前やって知っているので、問題ありません。
普通のクッキーでも良いんですが、レモン汁も早く使い切らないといけないので、ちょっとだけレモン汁も加えてレモンクッキーにしたいと思います。
クッキーの作り方
(1)マーガリンと卵黄を混ぜる
マーガリン10gと卵黄を混ぜます。
(2)生地を混ぜる
中力粉45gと砂糖大さじ1、レモン汁小さじ1を加えて混ぜます。
プレーンのクッキーならレモン汁は入れないで大丈夫です。他の味をつけても美味しいですし、好みのジュースやジャムを加えてください。
(3)天板に並べる
半分だけ天板に並べていきます。
スプーンですくって、それっぽく形を整えました。味の比較がメインなので、形はこんなもんで良いでしょう。
(4)オーブンで焼く
160度のオーブンで10分焼いていきます。まずは予熱なしで焼いていきます。焼くと熱が入っちゃうので、予熱したのと同じになってしまいますし…
予熱なしで焼くのは最初に焼くしかないでしょう。
レモン汁を入れたからなのか卵黄の色なのかクリーム色のクッキーになりました。ちゃんと焼けていそうですし、大丈夫そうです。
(5)予熱して焼く
同じように天板の上に生地を置いて、予熱もして160度で10分焼いていきます。
見た目はそんなに変わらないですね。予熱したら熱が入り過ぎて焦げるとかもなく、同じクリーム色です。
クッキーを比べてみる
実際違いがあるのかどうか両方とも一緒に並べてみたいと思います。
左が予熱なしのクッキーで、右が予熱ありのクッキーです。
並べてみてもやっぱり同じですね。見た目に違いは出ないようです。
後は味に違いが出るのかどうかで、ここが一番重要なポイントですね。
クッキーの味の違い
早速焼き上がったクッキーを食べて比べてみたいと思います。
予熱なし
しっとりとしたクッキーになって、マーガリンの風味の中にほんのりのレモンの味がします。
おそらくレモン汁を入れたから しっとりしたのかな?って感じがします。そんなにレモンの味も強くなくて酸っぱくもないので美味しいです。
しっかり焼けていますし、予熱をしなくても普通のクッキーですね。
予熱あり
これが予熱ありだと変わっているのかどうかですね。
予熱をしたほうは しっとりというよりは柔らかいほろほろとしたクッキーで、噛むと中から崩れるように溶けていきます。
オーブンをしっかり温めてから焼いたことで、クッキーの中まで火が入って水分が抜けて、ほろほろとした食感になったってことなんですかね。
食感が変わる!
味も見た目も変わらなくて、予熱をしないとダメってこともなかったです。
むしろ しっとりとした食感のほうが好きなら予熱しないほうが美味しいと感じると思いますし、ほろほろとしたクッキーが好きなら予熱をしたほうが美味しいと感じると思います。
どっちの食感が好きか?で変わってくるので、好みに合わせて作り方を変えるのが良いと思います。
両方とも作って食感の違いを楽しむのも良いですよ。生地自体は変えなくても、2度に分けて焼くだけで食感が変わるので ぜひ試してみてください。
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