クッキーはバターなしだとまずい？サラダ油で作ったのと食べ比べてみた
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クッキーはバターで作るより油のほうがいいというのをテレビでやっていて、いつもはバターで作るんですが油で作ったらどうなるんだろう？と思って、試してみることにしました。
１つ変えるだけで全然変わることはホットケーキで学びました。
牛乳で作ったのと水で作ったのとで全然違うホットケーキになったので、クッキーもバターと油でかなり変わるんじゃないかと思うんですよね。
どれぐらい変わるのかすごい楽しみです。
クッキー材料
- 卵黄：半個
- 砂糖：２０g
- サラダ油（バター）：２０g
- 薄力粉：４０g
クッキー手順
卵黄を混ぜます。
砂糖と油（バター）を入れて混ぜます。
薄力粉を入れて混ぜます。
ラップで包んでめん棒で広げます。
型を抜いてオーブンで１６０度で約１２分焼きます。
クッキー作っていく
では、バターと油のクッキーを両方とも作っていきます。
まずは卵を割って卵黄だけ混ぜて半分に分けます。白身は使わないので、食べてしまっていいです。ボクは焼いてパンに挟んで白身のたまごサンドで食べました。
ここに砂糖２０gとバター２０gか油２０ccを入れて混ぜます。左のタッパーにバター、右のボウルに油を入れたいと思います。
この時点でかなり変わりましたね。バターのほうは固まって粘土質になりましたが油はドロドロとした液体になっています。
固形のバターと液体の油の違いがそのまま出た形ですね。
ここに薄力粉４０gも入れて混ぜてみたいと思います。
両方とも薄力粉を入れて混ぜました。バターのほうは固まって土のようになりましたが、油のほうは少し固まったとはいえ まだ液体ですね。
これを焼いていったときにどうなるのか？楽しみです。
まずはサランラップを敷いて、その上にクッキーの生地を置いて形を整えたいと思います。
油のほうが液体なので形を整えやすかったです。バターのほうはなんとか生地をくっつけて一つにまとめることができました。
これを切って、天板の上に並べていきます。
左がバターの生地で右が油の生地です。バターのほうがしっかりくっついていて、油のほうはテカテカしていて、液体ぽさが残っているのが分かると思います。
焼いてしまえば液体はなくなると思いますし、しっかり固まってくれると思うので、このままオーブンで１２分焼いていきたいと思います。
クッキーが焼け終わりました。見た感じバターのほうが白くて油のほうが焦げ目がついて、ちょっと色が濃いですね。
これが味や食感にどう影響するのか？楽しみです。
クッキーを切ってみる
まずは中がどうなっているのか気になるので、切ってみたいと思います。
右がバターで左が油なんですが、バターは表面は薄い黄色ですが中は色が濃くなっていて、肉でいうレアっぽい感じになっていますね。ただしっかり固まっていますし焼けていないわけではなさそうです。
反対に油のほうはしっかり中まで火が入っているようで、中も白くなっています。
しっかり焼きたい場合はバターで作るときはもうちょっと焼き時間を伸ばしたほうがいいのかもしれません。
クッキーの味比較
では、バターで作ったクッキーと油で作ったクッキーの味を比べてみたいと思います。
バタークッキー
レアだからなのか生地がしっとりしていて、口の中に残ります。バターの風味が感じられて甘くて美味しいクッキーになりました。
サクサク感はないので、サクサクなクッキーを食べたい場合はもう少し焼く必要がありそうです。
ボクはこれはこれで美味しいと感じるので、このままでいいかなと思いました。
油クッキー
続いて、油で作ったクッキーも食べてみます。
柔らかいほろほろなクッキーで、口の中ですぐに崩れました。持つときは生地がしっかりしていて、すぐに壊れる感じはしなかったんですが、口の中に入れるとちょっと歯を入れるだけで崩れました。
味はというと、どことなくアーモンドぽさを感じる味でこれはこれで美味しいです。
アーモンドは入れていませんし、油にも入っていないので、おそらく気のせいか錯覚だとは思うんですが、入っていないものの味がするのは不思議ですね。
結論
バターで作ったクッキーも油で作ったクッキーも美味しかったです。
ただ食感は全然違うので、好きな食感に合わせて作るのがいいのかなと思います。しっとりしたクッキーやサクサクなクッキーを食べたい場合はバター、ほろほろな柔らかいクッキーを食べたい場合は油で作るのがいいと思います。
しっとりとしたクッキーを食べたい時間はオーブンの時間を短めに（１２分でOK）、サクサクなクッキーを食べたい場合は、オーブンの時間を伸ばすことで（１５分ぐらい）中までしっかり焼けてサクサクなクッキーになると思います。