大学芋がカリカリにならない1つの理由と簡単にカリカリにする2つの方法
秋も深まってきて、だんだん寒くなってきました。ずっと暑い日が続いて、このまま秋が来ないで冬になっちゃうんじゃないか?とか いつまでこんな暑い日が続くのか?と思ったんですが、ちゃんと秋になってくれてホッとしました。
寒くなると美味しいのが さつまいも!
もちろん他に美味しいものもたくさんありますが、さつまいももかなり上位に食い込んでくるんじゃないかと思います。
特に寒いときの焼き芋とか最高ですからね。昔は「石焼き芋~♪」って売っている車が走っていましたが、今はほとんど聞かないですね。あれも結構美味しかったんですけどね。
普通にさつまいもを焼いて食べても美味しいんですが、大学芋を作るのも美味しいんですよね。
ただ大学芋を作る場合、難しいのがあのカリカリとした食感ですよね。表面をカリッとさせて中はホクホクが最高の大学芋の食感じゃないかと思うんですが、さつまいもはホクホクしているので中がホクホクさせるのは難しくないと思います。
表面をカリカリにするにはちょっと工夫が必要です。ホントにちょっとした工夫で できるのでカリカリの大学芋を食べたい場合はぜひ参考にしてください。
大学芋がカリカリにならない理由
カリカリにならないのは さつまいもに水分が含まれているためです。さつまいもがしっかり水分を蓄えているため、焼き芋にしたときにホクホクとした食感を味わうことができます。
それはそれで美味しいんですが、大学芋にするときにカリカリとした食感を作るためには邪魔になります。
なので、しっかり水分を飛ばす必要があります。特に表面の水分を飛ばす必要があり、表面の水分をしっかり飛ばすことで、表面はカリカリとした食感を生み出し、中はホクホクとした食感になります。
大学芋をカリカリにする2つの方法
大学芋がカリカリにならないのは水分が多いというのは前述の通り。
では、どうしたらカリカリになるのか?と言ったら、水分を飛ばすかカリカリの飴でコーティングするかになります。
水分を飛ばしてもカリカリになりますし、水分を飛ばさなくてもカリカリの飴を大学芋に絡めることによってカリカリにできます。
両方のやり方をお伝えしますね。
水分を飛ばす
水分を飛ばすには揚げることが大事です。油でしっかり揚げることによって、表面の水分が飛んでカリカリ食感にすることができます。
ただ、1度揚げても なかなかカリカリにはならないので、2度揚げしてください。
つまり、一度5分ほど揚げて柔らかくなったら一旦取り出して油を切ります。その後、再び油に入れて3分ぐらい揚げて油を切ります。
1度揚げたときに火が中に通り、中から水分が出てきます。その水分でカリカリにならなくなってしまうので、1度冷ましてから再び揚げることで、その水分を飛ばすことができます。
なので、カリカリとした食感を作ることができるのです。
飴のコーティング
もう1つがさつまいも自体をカリカリにするのではなく、周りにカリカリの飴をコーティングすることで外はカリカリの飴の食感を楽しみ、中はホクホクした さつまいもの食感を楽しむという方法です。
これは揚げる必要もないので、さつまいもを焼いても作ることができます。
油もそんなに必要ないので、揚げると油が多く必要になるのがなぁ…って場合は飴をコーティングしてカリカリにしてみてください。
飴は水と砂糖を煮詰めていくことで作れます。そこにしょう油とみりんを混ぜることで、大学芋のタレにすることができます。
そのタレを絡めることで、カリカリになった大学芋のタレが周りにコーティングされて、カリカリの大学芋を食べられます。
これなら2度揚げの手間もなく油自体少なめで作れます。
本格的に作るのであれば2度揚げするのがおすすめですが、手軽に作りたい場合はカリカリのタレをコーティングするのがおすすめです。
ボク自身、フライパンで焼いて大学芋を作りましたが、美味しいカリカリな大学芋になりました。
冷やすことも大事
カリカリの大学芋はコレで作れるんですが、どちらの作り方でも大事なのが大学芋ができてから時間を置いて冷ますことです。
冷蔵庫に入れなくても良いんですが、常温まで戻すことで、カリカリの食感にすることができます。
熱いと硬くはならないので、カリカリした食感を楽しむことはできません。なので、しっかり冷まして常温にしてから食べてください。
せっかく作ったら出来たてを食べたい!というのもあると思いますが、それだとカリカリした食感にはなりません。それを承知で食べるのは良いんですが、カリカリした大学芋を食べたいのであれば、しばらく置いておいてください。
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