いわし味噌煮の作り方!骨まで柔らかくする方法 圧力鍋なしでもOK
いわしが安く手に入りました。
5匹で237円の半額!118円ぐらいですね。5匹なので1匹だいたい23円ぐらい。
鮮度は落ちて頭から血が出ているとはいえ、この値段で手に入るなら悪くないでしょう。普通に買っても200円前後と安いですし、イワシは庶民の味方ですよね。
ボクもいわしは煮付けで良く食べています。
ということで今回は味噌煮にしようかなと思います。骨まで柔らかくなるので、骨を取る必要もなく簡単に食べられます。
いわし味噌煮の材料
- いわし:5匹
- 酢:大さじ3
- 水:800cc
<味噌煮>
- 味噌:大さじ1
- 生姜:2g
- 砂糖:大さじ1
- お酒:大さじ1
- みりん:大さじ
- 水:100g
- はちみつ:小さじ1
一度お酢で煮て骨まで柔らかくしてから、味噌で煮て味をつけていきます。
いきなり味噌煮にして味をつけるのも もちろんあるんですが、柔らかくするのに水が必要で、そこに味をつけようとすると味噌なども水の量に応じて必要になります。
味付けの量を少なくするためにも骨を柔らかくするのと味付けは別にするのがおすすめです。
このほうが先にお酢で煮ておいて、色んな味付けができるので、梅煮にしたり しょう油で煮たりと その時の気分や食べたい味に応じて作れるので、そういった意味でも良いです。
いわし味噌煮の作り方
いわしは調理済みではなく1匹丸ごとなので、まずはさばいていきます。調理済みのイワシを使う場合は、この工程はカットしてください。
さばくって言っても、頭を取って洗うだけなので簡単です。
いわしをさばく
(1)頭とお腹を切る
まずはいわしを軽く洗ってから、頭を切り落としていきます。
お腹にも少しだけ包丁を入れます。腹びれぐらいまで刃を入れればOKです。
これぐらいですね。頭を切るときに少し抵抗があるので、ちょっと力が必要ですが、お腹を切るときはサッと切れます。
開く必要はないので、ちょっと刃を入れるだけで大丈夫です。
開いてしまっても大丈夫ですし、刃が入りすぎたとしても気にする必要はありません。
(2)内蔵を取る
中を洗って内蔵を取っていきます。ここに血がいっぱいあって においもあるので、ここはしっかり洗ったほうが良いです。
こんな感じに中がなくなって骨が見える状態になればOKです。骨は食べられるので、取る必要はありません。
残りも同じようにさばいていきます。
5匹とも洗い終わりました。後は煮ていくだけです。
骨を柔らかくする
(1)お酢で煮る
いわしをさばいたら、骨を柔らかくするために お酢で煮ていきます。
鍋に いわし5匹と水800cc、お酢大さじ3を入れます。
5匹あったので5匹でやっていますが、5匹である必要もないですし、3匹でも6匹でも大丈夫です。
ただ、いわしが大きいと鍋に入らなかったりするので、その場合は いわしを半分に切るなどして調整してください。
(2)軽く沸かす
中火~強火で軽く沸かしていきます。
ぶくぶく泡が立ってきたら、弱火にしてフタをします。あんまり沸かしすぎるとイワシが動いて、身にダメージが入ってしまいます。
当然 骨より身のほうが柔らかいので、先に身がぐちゃぐちゃになってしまいます。
なるべく身にダメージを入れないようにするためにイワシを動かないようにすることが大切です。そのためにはボコボコしないように火加減を調節する必要があります。
(3)1時間煮る
1時間ぐらい煮ていきます。ずっと見ている必要はなくて、10分に1回ぐらい様子を見れば大丈夫です。ただ、なにか用事ができたり来客があった場合は火を止めてください。
火をつけっぱなしにするのは危ないですし、火を止めたとしても予熱とお酢の効果で柔らかくなるので、つけておけば大丈夫です。
1時間経った いわしがこちら。白くて分かりにくいので取り出してみますね。
柔らかくなってくると骨と身が分かれてきます。これが骨が柔らかくなる合図です。
特にしっぽとか見てもらえれば分かると思いますが、骨と身が分かれてきています。
こうなれば大丈夫です。
もし不安な場合は骨だけ食べてみてください。それで柔らかさを判断するのが良いと思います。
硬かったら もう少し煮れば良いですし、柔らかければ味噌煮にしていきます。少し硬いぐらいだったら、まだ味噌煮にするので、そこで柔らかくなります。
味噌煮
(1)調味料を入れる
厚底のフライパンに食べる分のイワシを並べて、水100cc、味噌大さじ1、酒大さじ1、みりん大さじ1、砂糖大さじ1,ハチミツ小さじ1、生姜をすりおろして入れます。
混ぜてから入れても良いですし、フライパンに入れてから混ぜても良いです。混ぜてから入れると洗い物が増えるので、ボクはフライパンに入れてから混ぜています。
(2)沸かす
火をつけて中火で沸かしていきます。
しっかっり沸かす必要はなくて、ぐつぐつ言ってきたらOKです。
(3)落し蓋をして10分
弱火にして、キッチンペーパーを上に落として10分待ちます。
キッチンペーパーを上からかけて落し蓋にすることで、上にも煮汁がかかってくれて、いわし全体に味が入ってくれます。
キッチンペーパーがもったいない場合はときどき煮汁を上にかけてください。
(4)盛り付け
10分経ちました。
煮汁もなくなってちゃんと味が染み込んでくれたと思います。キッチンペーパーを外してみましょう。
ほぼ煮汁がなくなって、いわしがしっかり吸ってくれました。
後はお皿に盛り付けて、大根おろしも添えれば完成です。
大根おろし以外にも小ネギをちらしても良いですし、ごまかけるのもおすすめです。
いわし味噌煮の味わい
はちみつも入っているので甘い味噌煮になりました。
缶詰の味噌煮のような甘さですね。あれだとご飯に合わないって人もいるでしょうし、辛味のある味噌煮を食べたいって人もいると思います。
そういう場合はハチミツを抜いてもらえば、そんなに甘くなることはないです。
後は好みですね。しょう油を小さじ1ぐらい入れても良いですし、砂糖を大さじ1/2に減らしても良いです。
生姜も多くしたり少なくしたりで辛味を変えられるので、お好みの味付けにして食べてみてください。
お酢で柔らかくしておけば、その時の気分で味を変えられるので、甘いのが食べたいときはハチミツを入れれば良いし、辛いのが食べたいなら砂糖を少なめにしたり しょう油入れたり味噌を多くしたりすれば良いし、味付けをしないでお酢で煮て取っておくのはおすすめです。
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