豆腐ガトーショコラが水っぽい原因と対処法
ヘルシーで安い豆腐ガトーショコラ。ダイエット中にスイーツを食べたくなったときにも良いですよね。
ただ焼いたときにうまくいかなくて水っぽくなってしまうことも・・・
なぜ水っぽくなってしまうのか?という原因とその対処法についてご紹介しますので、豆腐でガトーショコラを作った際に水っぽいときに参考にしてもらえればと思います。
豆腐ガトーショコラが水っぽい原因
豆腐のガトーショコラを焼いたときに水っぽくなる原因は主に3つあります。
- 豆腐の水切り不足
- チョコレート不足
- 焼き不足
この3つが主な原因です。
豆腐の水切り
豆腐の水切りが足りていないと生地の中に水分が多くなってしまうので、水っぽいガトーショコラになってしまいます。
豆腐は水がいっぱい入っていますし、豆腐の中も水分が多いです。パック内の水を全部抜くのはもちろんのこと、豆腐の中の水も切らないと水っぽくなってしまいます。
キッチンペーパーで豆腐を包んで電子レンジで1分ほど温めると簡単に水が切れます。
それでも水切りができない場合は木綿豆腐を使うのもおすすめです。
木綿豆腐は水分を抜いてあるため、水切りも簡単になります。
ボクも木綿豆腐で作りましたが、特に硬くなることもないです。しっかり潰し切るのは難しいですが、豆腐の形が少し残ってもナッツぽい見た目になりますし見た目も悪くないです。
チョコ不足
チョコレートの量も大事でチョコレートが少ないと固まらなくなってしまいます。チョコレートの中に含まれているカカオ分が冷えると固まる性質を持っています。
チョコレートが足りないとカカオ分も少なくなるので、冷やしても固まらずに水っぽいままになってしまいます。
特にミルクチョコレートなどの甘いチョコを使う場合はカカオ分が低いので、多めに使う必要があります。ダークチョコやブラックチョコなどの苦いチョコはカカオ分が40%以上あるので、固まりやすいです。
焼き不足
温度が低かったり焼き時間が短かったりしてちゃんと焼けていないと水っぽくなってしまいます。
表面が焼けていても中まで火が入らずに生焼けということもあります。中まで焼けていないと水っぽくなってしまうので、中までしっかり焼く必要があります。
竹串を刺してみて生地がついてきたらまだ焼けていないので、追加で焼いたほうが良いです。
生地がついてこなければ焼けている証拠なので、粗熱を取って冷やせば固まってくれると思います。
ただし、早く焼こうとしてオーブン温度を高くしてしまうと表面だけ焼けて中に火が入らずに生焼けになってしまいます。なので、オーブン温度は上げすぎず時間で焼き加減を調整しましょう。
水っぽいときの対処法
1から作る場合は材料を分量を見直したり豆腐をしっかり水切りしたりして、次に失敗しないようにすることはできるんですが、問題は失敗して水っぽい生地をどうするか?じゃないでしょうか。
捨ててしまうのももったいないですし、できれば美味しく食べたいですよね。
そこで水っぽい生地をガトーショコラにしたり、他のスイーツにアレンジしたりする方法を3つご紹介します。ガトーショコラの生地が水っぽいときの参考になれば幸いです。
焼き直し
豆腐の水切りが足りなくて水っぽい場合は生地の中に含まれている水を抜く必要があります。ただ混ぜてから水切りは難しいので焼いて水を飛ばしていくのが良いと思います。
表面が固まっている場合は長く焼くと焦げてしまうので、5分ずつ様子を見ながら焼いたほうが失敗しにくいです。
オーブンの温度も高くする必要はありません。温度をあげてしまうと表面だけ焼けて中まで火が通らずに水っぽいままになってしまいます。オーブンの温度は変えずに焼いていきましょう。
5分ずつ焼いていけば焦げるまで焼かなくても水が飛んでくれます。ただ水が多いと焦げるまでやっても水っぽいまま…ってこともあるので、そういう場合は上にアルミホイルをかぶせてください。直接火が当たらなくなるので焦げにくくなります。
凍らせる
水っぽいのが直らなかったり、焼き直すのが面倒な場合は凍らせてしまうのも手です。
凍らせれば水分が凍って固まってくれますし、アイスになるのでアイスケーキのようになります。チョコのアイスケーキとして食べられます。
固まってるとこだけ食べる
冷凍するのも面倒だったりうまくいかない場合は水っぽいところは食べずに固まっているところだけ切って食べましょう。
それだけだと物足りない場合はフルーツと一緒に食べたり、生クリームを乗せたりチョコソースをかけたりすればボリュームアップします。
失敗しても凍らせたり他のと食べたりすれば捨てることもありません。無駄にならずに食べられるので、ぜひ試してみてください。
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