スノーボールクッキーが丸くならない…簡単にまん丸にするコツ
丸いクッキーを焼いて粉糖をつけて雪玉っぽくするスノーボールクッキー。見た目もかわいくて食べやすいし最高のクッキーです。
ただ形を整えるのが難しくて生地をまん丸にするのも一苦労な上、焼くと潰れてしまって普通のクッキーになってしまうこともしばしば・・・
まん丸のまま焼くためには生地を固くするために水分や油分をできるだけ少なくして、予熱もしっかりしたほうが良いです。
ただ水分や油分を少なくするといっても、全くないと今度はまとまらないので少しは入れる必要があり、そこの調整をしっかりする必要があります。
また予熱はオーブン内を温めておくことで、形を維持したまま固めることができます。予熱しないと重さで形が崩れてしまうので、予熱は必須です。
予熱機能があるオーブンはそれを使ってもらって、ボクのオーブンは古いヤツなのでないんですが、10分ぐらい空で火を入れることで予熱します。火をつけたときにタイマーは回っているけど火がつかなくなれば予熱完了です。
スノーボールクッキーの材料
- 小麦粉:60g
- きな粉:10g
- バター:20g
- 砂糖:小さじ2
- 牛乳:小さじ2
<飾り用>
- 砂糖:大さじ1
アーモンドプードルがないので、代わりにきな粉を入れます。飾りの粉糖もないので、普通の砂糖をすり潰してかければ良いかなと思います。
小麦粉は中力粉を使っていますが薄力粉でも問題ありません。ただホットケーキミックスの場合ベーキングパウダーが入っているので膨らんでしまい形が崩れてしまいます。なので、薄力粉か中力粉を使うようにしてください。
スノーボールクッキーの作り方
(0)オーブンを予熱する
オーブンを170度にしてタイマーを10分回します。予熱している間に生地を作ります。
(1)生地を混ぜる
小麦粉60gとバター20gを混ぜます。
このままだと生地がサラサラでまとまらないので、牛乳をちょっとずつ加えていきます。ボクは小さじ1/2スプーンというのがあるので、それを使って牛乳を加えながらその都度混ぜていきます。
ない場合は小さじスプーンでも良いです。
小さじ2を加えてちょっと粘土質の生地になりました。
これぐらいまとまってきたら形を作れます。逆にこれ以上まとまると水分が多くて焼いている最中に形が崩れる可能性があるので、少しまとまるぐらいにとどめておきましょう。
(2)さらに混ぜる
きな粉10gと砂糖小さじ2を加えて混ぜます。
(3)天板に乗せる
生地をこねて丸くして天板に乗せていきます。ぎゅっと握れば形を作れますし、丸くしても形が崩れなくなります。
(4)焼く
予熱しておいた170度のオーブンで15分焼きます。
形が崩れず丸いまま焼くことができました。
(5)砂糖をすりつぶす
すり鉢に砂糖を入れてすりつぶして粉糖にします。
(6)スノーボールにまぶす
スノーボールに粉糖をまぶして白くしたら完成です。
中のきな粉色のクッキーが見えていますが、砂糖がついて白くなりました。ちょっとはスノーボールっぽくなってくれたんじゃないでしょうか。
後は味ですね。砂糖いっぱいついていますし、甘くて美味しいクッキーになってくれたと思います。
スノーボールクッキーの味わい
きな粉を入れたのでちゃんときな粉の味がします。しっかり焼けていて外側はカリカリで中はサクサクのクッキーになりました。
しっかりまとめたのもあり、硬めのクッキーで見た目の柔らかさとは裏腹に重めです。言わば雪合戦やるようなしっかり固めた質量の雪玉みたいな感じです。
まぁ雪玉もしっかり固めないと丸められないですし、クッキーもしっかり固めないと形が維持できないので固めのクッキーになるのは仕方ないでしょうね。
固くしたほうが形が崩れなくなってちゃんと丸くなってくれるので、しっかり握るほうが良いと思います。
固めのクッキーもボリュームがあって、小さいの1個でも満足感を得られるので良い面もあります。
硬いのが好きな方には特におすすめですし、どうしても柔らかくしたい場合は少し形が崩れても握りすぎないようにしたほうが良いと思います。見た目より味のほうが大事ですからね。ちょっとぐらい崩れても美味しいクッキーにしたほうが良いです。
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