フライパンでチーズケーキを焼くと焦げる対策!クッキングシートなしでもOK
酸っぱい甘夏みかんで、チーズケーキを作れば濃厚なチーズにさっぱりとした酸味が加わって美味しいチーズケーキになってくれるんじゃないかと思い、甘夏みかんでチーズケーキを作ろうと思います。
チーズケーキはオーブンで焼いたりゼラチンを混ぜて冷やし固めたりするのが普通ですが、今回はフライパンで作ります。
フライパンで作る場合 温度調整ができませんので、一番下の火力ぐらいでじっくりと焼いて余熱を利用することが大切です。
タルト生地も作ってフライパンに敷くことによって、クッキングシートを敷かなくても大丈夫です。
絶対に焦がしたくないという場合は、クッキングシートを敷いてもらっても良いですが、余熱で焼けば基本的に必要ありません。
チーズケーキの材料
チーズケーキ
- ベビーチーズ:1個
- 卵白:1個
- 生クリーム:大さじ2
- 小麦粉:30g
- 砂糖:大さじ1
- 甘夏:1/4個
タルト生地
- 小麦粉:45g
- 卵黄:1個
- マーガリン:20g
- 砂糖:小さじ1
卵を1個使って卵黄をタルト生地に卵白をチーズケーキに使おうと思います。メレンゲにして少しふわふわ感も出してみます。
チーズに関してはクリームチーズがベストですが、何でも大丈夫です。スライスチーズでもピザ用チーズでも作ったことありますが、普通にチーズケーキになりました。
今回はベビーチーズがあったので、これで作ります。
フライパンでチーズケーキの作り方
まずはタルト生地から作っていきます。
タルト生地
(1)マーガリンと卵黄を混ぜる
マーガリンを溶かして卵黄と混ぜていきます。マーガリンは湯煎等で溶かしても良いですし、ストーブに少し当ててあげるだけでも溶けます。
(2)砂糖と小麦粉を混ぜる
砂糖小さじ1と小麦粉45gを加えて混ぜます。
小麦粉が混ざることで生地がまとまってきます。まとまらなくて水っぽい場合は小麦粉を足してください。
(3)フライパンに敷く
フライパンの上にタルト生地を敷いていきます。スプーンの裏を使って伸ばしてもらうとやりやすいと思います。
少し破けても良いので薄く伸ばします。穴が開いたところはスプーンの裏で優しく叩くと塞がっていきます。
タルト生地はこれで完成です。
後はチーズケーキの生地を混ぜて焼くだけです。
チーズケーキの生地
ということで、チーズケーキの生地を混ぜていきます。
(1)メレンゲ作り
卵白を泡立ててメレンゲを作っていきます。
(2)材料を混ぜる
ベビーチーズ1個と砂糖大さじ1、生クリーム大さじ2、甘夏1/4個の実だけ混ぜます。
(3)小麦粉を混ぜる
最後に小麦粉30gを加えて軽く混ぜます。
小麦粉はしっかり混ぜる必要はなく、生地がどろっとしてきたらOKです。
フライパンで焼く
(1)生地を流す
タルト生地を敷いたフライパンの上にチーズケーキの生地を流します。
(2)タルト生地を立てる
タルト生地の余っている部分を立ててチーズケーキに重ねます。
(3)焼く
火をつけて一番下の火力にします。
そのままフタをして15分焼いていきます。
しっかり膨らんで焼けてくれていそうです。
(4)余熱で温める
しっかり中にまで火を入れるためにフタをして10分余熱で温めます。
竹串や菜箸を刺してみて、生地がついてこなければ完成です。ついてくる場合はまだ中が焼けていないので、フタをして一番下の火力で5分ぐらい焼いてください。
菜箸も刺しましたが、生地はついてこなかったので、これで良さそうです。
盛り付け
チーズケーキがしっかり焼けたので、お皿に乗せます。
チーズケーキに卵黄を入れていないので、白いチーズケーキになってパッと見レアチーズケーキっぽくなりました。
良く見ると気泡がプツプツ出ていて、レアじゃないことが分かると思います。
焦げてない?
問題は裏ですよね。本当に焦げていないのかどうか。
裏返して確認してみましょう。
キレイな黄色のタルト生地で一切焦げていません。なんならオーブンよりも焦げていないんじゃないでしょうか。
もう少し焼いても大丈夫ってことでもありますし、中が焼けていなくてもう少し火を入れないといけなかったとしても問題ないことが分かると思います。
ちなみにしっかり焼けているので、裏返したとしてもお皿に生地がつくことはなく、ちゃんとした生地になっています。
切り分け
四等分に切り分けて、断面も確認してみましょう。
甘夏はどこいっちゃったんだ?ってぐらい見当たらないですね。生地を混ぜたときには果実が見えていたんですが…
焼いちゃうと見えなくなっちゃうみたいです。
後チーズケーキの生地が薄めで、もっと生地を流して厚くしても良かったかもしれないですね。焼く時間は長くなると思いますが、それでも焦げなさそうですし もっと厚いチーズケーキも作れそうです。
ブルーベリージャム乗せ
チーズケーキにはブルーベリーということで、ブルーベリージャムも乗せてみたいと思います。
端に乗せるべきなのか先端に乗せるべきなのか分からないんですが、端に乗せてみました。
どっちもありますし、どっちもおしゃれなんですよね。
ただ普通のブルーベリーと違って量の調整が難しくて、流れてしまうので、おしゃれな感じにはならなかったですが、まぁ良いでしょう。
甘夏チーズケーキの味わい
濃厚でチーズの味がしっかり感じながらも、甘夏の酸っぱさと苦みも感じられます。見た感じだと全く分からないですが、食べるとやっぱり甘夏がかなり主張してきますね。
酸味が強ければ濃いチーズ味とマッチしてさっぱりすると思うんですが、苦みも強いのでチーズケーキと合うのかというと微妙なところです。
ちなみに下のタルト生地はサクサクというよりはしっとりとしていて、ビスケットを濡らしたような柔らかい生地になりました。
ちゃんと焼けてはいるので生って感じではないんですが、チーズケーキの水分が移っちゃうんでしょうね。
ただしっとりとした生地も柔らかいチーズケーキと合いますし、これはこれで悪くないです。
ブルーベリージャム
上に乗せたブルーベリージャムも一緒に食べてみます。
ブルーベリージャムの甘酸っぱさがチーズと合っていて、美味しいです。ただ甘夏の苦みもより強くなってしまって、手放しに美味しいとは言えないんですが、チーズとブルーベリージャムの相性はやっぱり最高ですね。
甘夏の処遇をどうするか…
甘夏は酸味よりも苦味をどうするか考えないといけなさそうです。
酸っぱいだけならチーズケーキで美味しくなったと思いますし、チーズをいっぱい入れて酸っぱい甘夏を入れればちょうど良くなると思うんですよね。
ただ苦味が強いと しっかり合っている感じはしませんし、もっと美味しい食べ方があるような気がします。
苦味を活かしたスイーツを考えたいと思います。
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