クレープをフライパンで焼くときの伸ばし方
クレープをフライパンで焼くときに伸ばすのって結構大変ですよね。生地が厚くなってしまって、うまく巻けなくなってしまったり食べにくかったり…
生地を伸ばすためのトンボみたいな道具があれば、また別なんだと思いますがしょっちゅうクレープばかり作るわけでもないので、わざわざ買うのもなぁ・・・
なんとかああいう専用の道具とか使わずに薄く伸ばす方法はないのかなって、色々試してみてなんとか薄く伸ばせる方法が分かってきました。
それでできた生地がこちら。
どうでしょう。それなりに薄くなったんじゃないかと自負しています。食感も普通のクレープ生地になりましたし、持ちやすくて食べやすいです。
道具は一切使っていませんし、フライパンだけでできるのでクレープが伸ばせなくて作っていない方はぜひ試してみてください。
まずはクレープ生地作りから
焼く前のクレープの生地作るところから勝負は始まっています。そもそも生地自体が固いと厚くなってしまいます。なので、生地を固くしないようにする必要があります。
具体的に言うと薄力粉が多いと固くなってしまうので、薄力粉は少しで十分です。牛乳1に対して、その1/4・1/5の量で十分です。
ボクが作ったのは牛乳50ccで薄力粉は10gです。後は卵1個、砂糖大さじ1、バター3g入れて混ぜていますが、かなりサラサラです。
ホットケーキを作る場合は文字がかけるぐらいって言われたりもしますが、クレープの場合それだと固すぎます。薄く伸びなくなってしまうので、すぐに跡が消えるぐらいの生地にしましょう。
焼く際の注意点3つ
生地ができたら、いよいよ焼いていきます。焼く際の注意点は3つあります。
- 油は薄く引く
- 生地はお玉一杯
- フライパンを傾けて広げる
この3点です。
油は薄く引く
これは焼くときというよりは焼く前ですね。油を引いてから生地を焼いていくんですが、油は薄く引くことが大事です。
油が多いと油っぽくなるのはもちろんのこと、生地が浮いてしまいムラができたり伸びにくくなったりしてしまいます。
油を引いてキッチンペーパーで拭きながら全体に広げるのがおすすめです。
生地はお玉一杯
油を入れたら油を熱します。油を熱することで、フライパンに油がなじんでくっつきにくくなります。ただ煙が出るほど熱くなると生地を入れたときにすぐに焦げてしまうので、フライパンが温まれば大丈夫です。
もし、熱すぎる場合は塗れた布巾などの上に置いて冷ましてください。
油を熱したら弱火にして生地をお玉一杯入れます。
足りなかったら少し足してもいいんですが、基本的にお玉一杯で焼いていくことをおすすめします。
足してしまうと、どうしても厚くなってしまうので、薄く伸びなくなってしまいます。
フライパンを傾けて広げる
フライパンを傾けて広げていきます。
円を描くように広げていくことで、キレイな丸いクレープ生地に仕上がります。
フライパンが熱いと広がる前に火が入ってしまい、伸びなくなってしまいます。なので、しっかり弱火になっていることとフライパンが熱すぎないことを確認しましょう。
フライパンの上に手をかざして、温かさを感じるぐらいがちょうど良いです。これが熱かったり煙が出ていたりしたら熱すぎるので、濡れ布巾の上にフライパンを置いて冷ましてから生地を流しましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません