生焼けガトーショコラを焼き直し!中身が焼けないときの対処法
ガトーショコラを作ったんですが、表面はしっかり焼けたんですが中身や底が生っぽくて湿っていました。
写真だと分かりにくいかもしれませんが若干濡れています。
形が維持できるぐらいには固まってくれたので、こっちの底側を上にして焼き直しました。あんまり焼きすぎると焦げてしまうので、5分焼いたら水分が飛んでちゃんと焼けてくれました。
同じに見えるかもしれませんが、湿っている感じがなくなりました。
ちゃんと中身も固まって、ガトーショコラの生地になりました。
焼き直す際の注意点
表面は焼けやすくて水分が溜まりやすい下側は焼けにくいです。なので、上だけ焼けて中が焼けにくいんですが、中を焼くためにしっかり焼こうとすると表面が焦げやすいです。
表面が焦げないようにするために、反対にして焼いたり上火だけにして焼いたりしてください。
上火だけなどの設定ができない場合は温度を低くして少し長い時間 焼くことで、表面を焦がさずに中まで焼くことができます。
トロトロで固まっていない場合
ボクの場合、表面は焼けていて少し湿っている程度だったので、裏返して焼くことができたんですが、中身がトロトロでそもそも生地から外せないぐらい生焼けってときもあると思います。
その理由は主に3つあります。
- 焼き時間が足りていない
- 温度が高すぎる
- 小麦粉不足
焼き時間が足りていない
これは単純に焼き時間が短くて固まっていないだけなので、もう一度そのままオーブンに入れて焼き直せば固まってくれます。
焼き時間が足りていない場合は表面も柔らかかったり、若干湿っていたりと しっかり焼けていない可能性が高いです。
竹串などで表面を触ってみてください。それで柔らかかったら、オーブンの設定は変えずにそのままオーブンに入れて焼き直してみてください。
そのときに同じ温度焼いてしまうと焼きすぎてしまうので、短めに焼いて様子を見ながら焼いてください。
温度が高い
ガトーショコラを焼く際にオーブンの温度を高くしてしまうと中まで火が通る前に表面だけ焼けてしまいます。
そうなると表面はしっかり焼けているのに中はトロトロとした状態になります。
そのまま焼き続けると表面が焦げてしまうので、表面が硬いのに中はトロトロという場合は温度を見直してみてください。
そういう場合は普通よりもさらに温度を低くしてじっくり火を入れてください。
ガトーショコラの状態にもよりますが、120度~130度で5分~10分ぐらい焼いて様子を見てみてください。
それで中が固まってきたら、型を外して裏返して上火だけで焼いてください。このときはもうちょっと温度をあげてもらっても大丈夫です。
具体的には150度~160度ぐらいですね。ただ、焼きすぎると焦げてしまうので、3分~5分ぐらい焼いて様子を見てください。
電子レンジも効果的
オーブンの温度が高すぎて表面だけ焼けてしまった場合に特に効果的なのが電子レンジです。
オーブンの場合、外側からしか火を入れることができないので、どうしても表面のほうが熱が入りやすいです。その結果、周りだけ焼けて中が焼けない…ということになりやすいです。
電子レンジだと内部の水分を発熱させることによって温めてくれます。なのでオーブンと違って内側から温めてくれます。
外側が焦げることなく中を温めてくれるため、中身だけ生焼けの場合は電子レンジで加熱するのも効果的です。
オーブンが高温で表面だけ焼きすぎたとき以外にも中を焼きたいときには電子レンジを活用したほうが良いときも多いです。
これ以上焼くと焦げちゃうな…って思ったときは電子レンジで温めてみてください。中に熱が入って固まってくれると思います。
小麦粉不足
単純に焼き時間が足りていない場合はオーブンで焼き直したり電子レンジで温めたりすれば固まってくれますが、牛乳などの水分が多かったり、小麦粉が足りなかったりするといくら焼いても固まってくれません。
特にちゃんと焼いたのに水っぽいままで固まる気配がない場合は小麦粉が足りていないことが多いです。
ボクも最初作った頃はそもそも小麦粉を混ぜずに焼いて、何にも固まらないってこともよくやっていました。
そういう場合は小麦粉を混ぜて再度焼いてみてください。
小麦粉は薄力粉や中力粉がおすすめですが強力粉しかない場合は強力粉でも良いです。ただ強力粉を入れすぎると弾力が強くなってパンみたいになってしまうので、少なめにしてください。
もちろんホットケーキミックスあればホットケーキミックスを混ぜてもらって良いです。ホットケーキミックスは薄力粉で、ケーキを作るのに必要なものが含まれているので、ガトーショコラを作るのにもピッタリです。
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