レモンクリームパスタ!牛乳だけでワンパン♪レモン汁と分離しない方法
レモン果汁が賞味期限間近ということで安く買えたんですが、早く使っちゃわないといけないので、レモンクリームパスタを作ろうと思います。
パスタは別に鍋で茹でなくてもフライパンで茹でて、そのまま牛乳を加えてクリームパスタにできるので簡単です。
以前もワンパンで作りましたが、今回もそれで作っていきます。
ただ問題なのがレモン汁です。レモン汁と牛乳が分離しやすいので、分離しないように注意する必要があります。
レモン汁と牛乳が分離しない方法
レモン汁を入れるときに気をつけないといけないのが牛乳とレモン汁は分離したり固まったりししてしまう点です。
牛乳に含まれているタンパク質とレモンに含まれている酸が作用することで、分離して固まってしまいます。
それでチーズを作ったりできるんですが、クリームパスタにする場合は固まってしまうとクリームじゃなくなってしまうので、固まらないようにする必要があります。
具体的にはパスタを茹で終えてから最後にレモン汁を加えます。
そもそも分離するのは牛乳に熱を加えてタンパク質が変性してレモン汁の酸が加わることで分離します。そこで、先に茹でて変性させてからレモン汁を加えることで分離を防ぐことができます。
また、小麦粉を混ぜるのも有効的で、牛乳と小麦粉を混ぜて茹でることで小麦粉のデンプンが溶けて糊化します。とろみがこの糊化なんですが、先にとろみをつけておくことで、レモン汁との分離を防いでくれます。
ということで、牛乳とレモン汁が分離しない方法は2つです。
- 小麦粉と牛乳を混ぜる。
- 先に牛乳を茹でる。
この2つを行うことで、分離せずにしっかり混ざりあって、レモンクリームパスタになります。
レモンクリームパスタの材料
実際に作っていきましょう。
材料はこちら。
【パスタ】
- パスタ:50g
- 水:300cc
- 塩:ひとつまみ
【具材】
- しめじ
- 鶏肉
- キャベツ
- マカロニ
【レモンクリーム】
- 牛乳:100cc
- レモン果汁:大さじ1
- 小麦粉:大さじ1
- チーズ:適量
【味付け】
- にんにく:1/2片
- 塩コショウ
- マーガリン:10g
具材は好きなものや家にあるもので大丈夫です。味付けも好みに合わせて変えてください。
パスタとレモンクリームの材料さえあれば、後は自由です。使い切れなくて余っているものがあれば、それを入れてしまっても良いですし、何もなければパスタとレモンクリームだけでも美味しいです。
レモンクリームパスタの作り方
(1)具材を炒める
具材を一口大に切ります。
フライパンに油を引いて熱して、具材を炒めます。
塩コショウもひとつまみ入れて、少しだけ味付けしました。後で味を整えるので、入れても入れなくても良いです。
炒めるのも後でも火を入れるので、しっかり炒めなくても大丈夫です。特に鶏胸肉は火を入れすぎるとパサつくので、少しピンク色が残っているぐらいで止めるのがおすすめです。
これぐらい炒めたら、一度具材だけ取ります。
(2)パスタを茹でる
フライパンに水300cc入れて塩をひとつまみ加えたら火をつけて沸かします。
沸騰したらパスタ50gを半分に切って割ります。マカロニなど一緒に茹でるものがあれば、入れても大丈夫です。
パスタは規定時間の1分短く茹でてください。後で牛乳を入れて煮立たせるので、1分だけ短くすることをおすすめします。
ボクはマカロニとキャベツの芯も一緒に入れました。キャベツの芯だけ残ったので、これもパスタに入れてしまいたいと思います。一緒に茹でてしまえば柔らかくなるのもパスタの良いところです。
(3)牛乳を混ぜる
パスタが茹で終わったら一度火を止めます。
牛乳100ccと小麦粉大さじ1、チーズ、マーガリン10gを加えて具材も戻します。ニンニクも半分すりおろして混ぜ合わせます。
レモン果汁と塩コショウ以外は全部入れて混ぜておきます。小麦粉をしっかり混ぜないとダマになってしまうので、小麦粉が残らないように混ぜてください。
(4)とろみをつける
混ざったら弱火にして、とろみがついてきて重たくなるまで火を入れます。
重たくなってクリームになったら火を止めます。
(5)レモン汁を混ぜる
レモン汁大さじ1を加えて混ぜます。
分離せずにしっかり混ざってくれました。後は塩コショウで味付けをしたら完成です。
(6)盛り付け
レモンクリームパスタができたので、お皿に盛り付けていきます。
レモンクリームパスタの味わい
牛乳とレモン汁が分離せずにしっかり混ざってくれて、濃厚な牛乳クリームにさっぱりとしたレモンが入ることで食べやすくて美味しくなりました。
濃厚なのに しつこくないので、いくらでも食べられますし、レモンと牛乳クリームの相性は抜群ですね。こってりしすぎるとクドいし、さっぱりしすぎると物足りないし、濃厚でありながらさっぱりしているのが一番良いです。
鶏肉もパサつかずにしっとりとしていて柔らかくて美味しいです。
やっぱり胸肉は火を入れすぎないようにすることが大切ですね。表面を軽く炒めたら弱火で中に火を入れるのが一番良さそうです。
パスタに入れるんじゃなくても、このほうが柔らかくてしっとりとするので、胸肉を食べる際はぜひ試してみてください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません