高級あんバターぱんは冷凍保存できる？
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あんこいっぱいで、塩味のあるバターが甘いあんことマッチしていて味わい豊かなヤマザキの高級あんバターぱん。
ずっしりとした重さがあり、「高級」の名に恥じないんですが、その分 量もあります。１個食べきるというのも大変で、半分だけ残したんですが冷凍保存することに。
それほど長く置いておくわけではないので、冷凍しなくても大丈夫だとは思うんですが、冷凍しても風味や食感が保てるのかどうかを調べたくて半分実験も兼ねて冷凍してみました。
高級あんバターぱんを２日間冷凍した結果…
高級あんバターぱんを冷凍して、２日間が経ちました。
あんバターぱんはどうなったのかというと・・・
カッチカチに凍りました。石みたいに固くなって、パンの生地のふんわり感は一切ありませんし、あんこやバターもカチカチになっています。
ちなみに冷凍前の見た目はこちら。
画像だとちょっと分かりにくいかもしれませんが、バターを見比べると分かりやすいんじゃないかと思います。
冷凍前はバターがとろっとしていますが、冷凍してバターがカッチリしています。冷凍したので当たり前っていえば当たり前ですが。
問題はここから。
冷凍した あんバターぱんが美味しいのか？はたまた解凍して元々のカリッとした食感は戻るのか？というのをやってみます。
高級あんバターぱんは元々ふんわりとしたパンじゃなくて焼けたカリッとした食感だったので、ふんわりとした食感にはならないと思うんですが、カリッとした感じに戻ってくれたら、冷凍保存もしやすいですし嬉しいです。
冷凍したまま食べてみる
まずは凍った高級あんバターぱんがどんな感じなのか？食べてみたいと思います。
ひと口パクリ。
パンはボソボソでしたが、あんこはアイスぽくなっていて、後から来るバターの風味もあり、しっかりあんバターぱんの味は残っていました。
あんこのアイスぽさは冷凍しないと味わえないですし、アイスぽくして食べるのであれば、冷凍保存してそのまま食べるのもアリですね。
ただいかんせんパンがぼそぼそになってしまうのが気になります。
さすがに冷凍してカリッとした食感は楽しめないですが、パンの良さが失われてしまっています。
もちろんすぐ食べたい場合は冷凍保存しておいたものをそのまま食べても大丈夫です。カチカチになりすぎて固くて食べられないってことはないですし、あんバターぱんだと思わずにこういうアイスだと思って食べれば美味しく食べられると思います。
今回は元の食感を戻すことが目的なので、解凍してどれだけ元の食感に戻すことができるのか？というのを試してみたいと思います。
解凍といえばレンジかトースター
解凍するといえば、自然解凍するかレンジやトースターで温めるになると思います。自然解凍は時間がかかり過ぎますし、食べたいと思ったときに食べられないので却下。
そうなると電子レンジかトースターのどちらで温めるほうが美味しいのか？というのをやってみます。
右側のあんことバターが溶けているのが電子レンジで２５秒温めました。
左側はトースターで２分焼きました。
ホントは右側を３０秒温める予定だったんですが、あんことバターが溶け出したので、２５秒でやめました。２０秒ぐらいで良かったのかもしれません。
トースターで２分焼いたのはちょうど解凍具合で、冷凍する前ぐらいになりました。
問題は味ですからね。果たして元の食感に戻っているのでしょうか。
電子レンジ解凍
まずは電子レンジで解凍したほうから食べてみます。
溶け出してしまったので、パンにあんことバターをつけながらパクッ。
ふんわりとした食感になって、普通に食べたのとまた違った食感で、普通のアンパンぽいパンの生地になりました。あんこはあんまんのあんこのような味になって、電子レンジで温めるとこういう感じになるんですね。
ただ、２５秒ぐらいなので、あんまんのように熱くなることはありませんし、食べやすいです。
冷凍前の通常の食感とは違いますが、これはこれで美味しいです。
トースター解凍
続いて、トースターで解凍したほうも食べてみます。
カリッとした食感で、こっちのほうが元の食感に近いです。ただ、まだ焼く時間が短いようで、バターとあんこは冷たいです。
凍っているほど冷たくはないんですが、冷蔵庫に入れておいたぐらいの冷たさはあります。パンは焼けているので、その差も相まって余計に冷たく感じます。
これ以上焼くとなるとパンが焦げる可能性もありますし、そうなるとまた食感も変わるので難しいところですね。
トースターの場合、２分焼いて様子を見ながら追加で焼いていくのが良いのかもしれません。
結論：冷凍保存可能
高級あんバターぱんは冷凍保存できます。冷凍しておいたのをそのまま食べても、アイスパンみたいで美味しいですし、トースターで解凍すれば元の食感に近くなります。
また、電子レンジの場合ふんわりとした柔らかいパンになるので、これはこれで美味しく食べられます。
好みの食感に変えられるので、お好みの解凍方法で食べてみてください。